ひとりぼっち・孤独な人間はブルーハーツの「TRAIN TRAIN」を聴いて救われろ
ブルーハーツというバンドを知っていますか?
我々世代より上(30代後半以降)にとっては青春の1ページに確実に刻まれているであろう偉大なロックバンドだと思います。
その世代に限らず現在29才の私も、私より下の世代にも影響を及ぼしているという点もブルーハーツの偉大さを物語っていると思います。
ブルーハーツの音楽は誰のための音楽か?という問いをされた場合、みなさんは誰のための音楽だと答えますか?
青春を真っ直中の若者のための音楽?
世の中に不満を持っている人のための音楽?
ロックを志すものが最初に通るための音楽?
どれも正解だと思いますが、ここで私が一番の正解だと思う答えは
「ひとりぼっち(孤独)の奴のための音楽」
だと思います。
ブルーハーツの音楽(歌詞)には「ひとりぼっち」「孤独」というものが、含まれていると思います。
それは、おそらく甲本ヒロト、真島昌利という作詞・作曲を手がける2人が昔「ひとりぼっち」「孤独」という境遇だったために生まれたものではないかと思います。
そんなブルーハーツの名曲の中でも今回は誰もが知ってるであろう「TRAIN TRAIN」を取り上げていきます。
ブルーハーツ「TRAIN TRAIN」(トレイントレイン)の歌詞の素晴らしさ1
「ここは天国じゃないんだ かといって地獄でもない
いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない」
これはTRAIN TRAINの歌い出しの部分ですが、なかなかに素晴らしい歌詞だと思います。
なぜなら非常に世の中というものを的確に表現しているからです。この世はいい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもないということはみなさんも感じていることじゃないでしょうか。
ブルーハーツ「TRAIN TRAIN」(トレイントレイン)の歌詞の素晴らしさ2
「見えない自由がほしくて 見えない銃を撃ちまくる」
この部分は青春時代(中・高校生)のなんとも言えない衝動をうまく表現できてる歌詞です。思わず「わかる!わかる!」と言いたくなるぐらいの感情移入してしまいます。
私は今年で30才になりますが、いまだにこの衝動は心の中にあります。
ブルーハーツ「TRAIN TRAIN」」(トレイントレイン)の歌詞の素晴らしさ3
「世界中に定められたどんな記念碑なんかより あなたが生きている今日はどんなに素晴らしいだろう」
「世界中に建てられてるどんな記念日なんかより あなたが生きている今日はどんなに意味があるだろう」
このTRAIN TRAINの歌詞の中でも一番感激したのがこの部分です。
初めて聴いたときは正直、しびれました。
数多くある名曲の歌詞の中でもトップ5に入るであろう素晴らしい歌詞だと思います。
この詩を書いたのはギターのマーシー(真島昌利)ですが、この詩を書いたときはなんと26才です。
今の自分より3才も年下の人間がこの詩を書いたのかと思うと本当に泣きたくなります。
ひとりぼっち(孤独)の人間、特に死を考えている人間はぜひこの曲、この歌詞を聴いてしびれてほしいです。
実際私は高校の時、ひとりぼっちで死を常に考えていました。そんなときにこの歌詞が胸に突き刺さり、救われました。
ブルーハーツ「TRAIN TRAIN」(トレイントレイン)の歌詞の素晴らしさ4
「嫌らしさも汚らしさも 剥き出しにして走っていく
聖者になんてなれないよ だけど生きてる方がいい」
この歌詞には人間なんて醜い生き物でそれが嫌になることもあるけど、それでも死ぬより生きている方が幸せなんだというメッセージだと感じとれます。
ひとりぼっち・孤独を救うブルーハーツの名曲「TRAIN TRAIN」まとめ
TRAIN TRAINを知らなかったという人はもちろん、知っている方も改めてこの曲の素晴らしさを再認識していただけたのではないでしょうか?
ひとりぼっち・孤独でしんどい、死にたいと思っている人は絶対このブルーハーツの「TRAIN TRAIN」を聴いてください。
きっとあなたに力を与えてくれるはずです!
経験者が言うので間違いないです!