福本伸行の漫画アカギの名言から今を生きることを学ぶ
福本伸行はギャンブル漫画の第一人者であり、ドロドロした人間の欲や緻密な心理描写・強烈な人物描写を特徴とする、極限の勝負に賭ける男たちを描いた作品が多い。(Wikipediaより引用)
福本伸行作品でみなさんが知っているのは「カイジ」というマンガではないでしょうか?カイジは実写化されたこともあって、福本作品の中で一番有名になったマンガになりました。
福本伸行作品の中で、今日紹介する名言が登場するのが名作「アカギ」というマンガです。「アカギ」は基本的に麻雀専門のマンガです。
主人公はアカギという青年です。カイジがダメダメなクズの青年なのに対して、アカギは天才(怪物)と呼ばれる強い青年です。そんなアカギが、あることがきっかけで浦部という麻雀打ちと3000万円(現在の金額で3億)をかけた麻雀勝負をすることになります。
今日はその浦部戦で出た、私の心に突き刺さったアカギの名言をみなさんにご紹介したいと思います。
福本伸行の名作漫画「アカギ~闇に降り立った天才~」のアカギvs浦部戦で登場する名言
アカギが浦部戦の勝因解説で言い放った名言
苦しくなるとどうしても顔を出す「保留」というなの逃げ
本当の勝負も生涯できない
奴は死ぬまで保留する
これは福本伸行さんの麻雀漫画「アカギ」のなかのアカギvs浦部という対決の中でアカギが浦部に言い放った(厳密に言うと勝因分析の中で仲間に解説する中で言い放った)浦部という麻雀打ちの本質を指摘した台詞です。
どうです?突き刺さりましたか?
私にこの言葉はガッツリ突き刺さりました。
治がアカギの言葉を聞いて感じたこと
そして、ひょんなきっかけでこの場にいることになった治という青年(凡人)がこの言葉を聞いた後に感じたこと、それが
ぼくたちもそうだ。なにかしらないが、やたら保留ばかりしている
適当なところで手を打って、「答え」を先送りして、今を薄めて生きている
そんな中・・・・、唯一アカギさんだけが違う
アカギさんだけが「今」に対して真摯。「今」に殉じて生きている
どうです?突き刺さりましたか?
私にこの言葉はメッタ刺し状態で突き刺さりました。
人は「答え」を先送りにして「今」を薄めて生きている
正直、これらの放ったアカギの言葉が心に突き刺さらない人はいないのではないでしょうか?
人は「保留」して生きている人がほとんどです。かくいう私も、なんとなく学校に行き、とりあえず高校に進学し、とりあえず大学に進学という今を薄めて生きてきた人間の一人です。
大学卒業後は、お笑い芸人になる決断をして「今を生きる」という生き方をしたつもりですが、その後はなんとなく地元のに戻り、仕方なく就職してという、昔と変わらない「保留」して今を薄めて生きていました。
私にとって、このアカギが言い放った「奴は死ぬまで保留し続ける」「答えを先送りにして今を薄めて生きている」という言葉はまるで私に言われているとしか思えませんでした。
「今」に対して真摯に。「今」に殉じて生きてく
そんな私でしたが「30才という年齢」「人生の不幸感」から今の生き方に疑問・不満を持ち、お笑い芸人として生きていく以来の決断をすることにしました。それが「ブログで飯を食う」ということです。
馬鹿げた現実性の低い夢だと重々承知していますが、それでも人生を楽しく生きるために、このまこちゃんねるでブログを書き続けていこうと思います。今の私にとって、仕事を辞めてブログを書くということが「今」に殉じて生きるということです。
みなさんは「死ぬまで保留」を選びますか?それとも「今に殉じて生きる」を選びますか?
福本伸行の名作漫画「アカギ~闇に降り立った天才~」
福本伸行先生の名作漫画「アカギ」には他にも数々の名言が登場します。このまこちゃんねるでも今後どんどん紹介していきます。読んだことがない方は必見です。※麻雀の知識は必須です。