仲の良い友人が妊娠して嬉しくもあり寂しくもありと感じている
「永遠の一人ぼっちがほぼ確定のデブ」こと、まこちゃんです(笑)
「夢のマイホーム」を皆さんはほしいと思いますか?
平成ももうすぐ30年になろうかという時代にも拘わらず、未だにこの「夢のマイホーム幻想」は強く日本人に染み付いている考えです。
結婚して、子供を持ち、マイホームを建ててこそ1人前という、昭和の高度経済成長期に普及したであろう考え方が完全に根付いてしまっています。
結婚・子供を持つことに関しては後日改めて記事にするとして、今日はそんな夢のマイホーム幻想に戦いを挑みたいと思います(笑)
今日は「夢のマイホームを購入したって後悔しかしないんだから買わない方が賢いよ」をテーマに語っていきます。
興味のある方もない方もぜひ読んでください(笑)
夢のマイホームとはどんな家なのか?
夢のマイホームとはどんな家でしょうか?もちろん個人差はあります。
例えば、広々とした間取り、システムキッチン、子供部屋、趣味の部屋、ウォークインクローゼット、バーカウンターなどなど、夢を挙げればきりがないです。
そんな、部屋や設備を兼ね備えた家が「夢のマイホーム」と言うのでしょう。
おそらく、夢のマイホームが完成して入居した時には大変な感動が待ち受けていることでしょう。
その日の食卓が、笑顔で溢れているのが目に浮かびます。
ところが、そんな感動はいつまで持つでしょうか?
人間という生き物は良くも悪くも環境に慣れる
人間の優秀なところであり、欠点でもあるところに「慣れる」ということがあります。
どんなに素晴らしい環境・モノ(仕事・パートナー・趣味など)があったとしても、それに慣れてしまうのです。
慣れてしまうと、それはイコール当たり前のこととなり「感動」なんていう感情が湧いてくることはありません。
しかもタチの悪いことに、慣れて当たり前の環境・モノに対して「不満」が湧いてくるのです。
どんなに凄い「夢のマイホーム」を建てたとしても、「夢」からは覚めてしまうのが人間の性なのです。
残念ながら、夢のマイホームに感動できるのはせいぜい1ヶ月だと私は思っています。
それを過ぎれば、あとはただのマイホーム(日常)になってしまうわけです。
残るのは29年11ヶ月のローン(30年ローンの場合)という名の借金だけです。
「ローン」も「ニート」も言葉のマジックに騙されている
「ニート」という言葉は、もはや日本人に根付いた言葉だと思います。
若い世代が恥ずかしげもなく「ニート」を自称している場面を多く見かけます。
なぜこうなったのか?原因の大きな一つに「音」があると私は思います。
「ニート」という言葉がない時代はなんと呼んでいたか?答えは「無職」です。
なんと響きの悪いことでしょうか?(笑)おそらく無職という言葉しかなかったら、自称したくないと思ったはずです。
それに比べて「ニート」という「音」は、なんかオシャレなわけです。
「ローン」という言葉もこれと全く同じだと私は思います。
「借金」という言葉を「ローン」という言葉にすり替えることで、同じ借金でもさも行為が緩和されるのです。
「俺、借金2000万円あるんだよね」と「俺、ローン2000万円残っているんだよね」では意味が同じですが、後者の方が印象が明らかに柔らかくなりませんか?
そんな言葉のマジックで、悪印象が緩和されることによって簡単にローンを組んで家を買ってしまうのは怖いことだと思いませんか?
「ローン」は紛れもない「借金」なのです。
すぐに消えてしまう「夢」のために多額のローン(借金)を背負いますか?
というわけで、「夢のマイホームを購入したって後悔しかしないんだから買わない方が賢いよ」というテーマで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
住宅会社による、家を建てたらさも幸せになれるかのような、CMや広告が溢れています。
もちろん本当に必要であったり、お金持ちであれば夢のマイホームを建てることは問題ありません。
ただ、今までの慣習や周りに流されて家を買おうとしている人には、しっかり考えてほしいのです。
「夢のマイホーム」は1ヶ月もすれば、間違いなくただの「マイホーム」に変わってしまいます。
「ローン」というのは、紛れもなくただの「借金」なのです。
夢のマイホームは本当に必要ですか?本当にその価値がありますか?