「本を読みなさい」というアドバイスの意味を30才にして理解できた
「本を読みなさい!」という言葉を一度も浴びずに育つことはこの日本という国では不可能じゃないでしょうか?
親、学校の先生、先輩、本好きの友人、テレビに出てる有名人などなど
人生で10回以上は浴びせられた言葉だと思います。
このアドバイスを真に受けて、本を読んでいるという人は今回の記事はあまり役に立たないと思いますが、そのアドバイスを聞かずに本を読まずに人生を過ごしているという人にはぜひこの記事を読んでもらいたいです。
この記事は30才目前にしてこの「本を読みなさい」というアドバイスをようやく理解できた、私が本を読む意味を語っていきたいと思います。
「本を読みなさい」と言われ続けてきた過去
「本を読みなさい」というアドバイスは私も小学生くらいから学校で嫌と言うほど聞いてきたアドバイスです。
私の親は本をほとんど読まないので、親から言われることはなかったんですが、まあ学校では言われてきました。
中学校の時は朝の読書時間として、持参した本を読むという時間もありました。
そのときもあまり好きじゃなかったので、大好きなタレント。(PUFFY)のエッセイ的な本を読んでいた記憶があります。
そんな感じで「本を読みなさい」というアドバイスを受けていながらもまともな本を読むという習慣は全く持ちませんでした。
「本を読みなさい」と言うアドバイスが伝わらなかった理由
本を「読みなさい」というアドバイスがなぜ私に響かなかったかというと、私自身の本への興味のなさももちろんありますが、この「本を読みなさい」というアドバイスの具体性のなさが大きかったと思います。
・知識を増やすため
・発見がある
・頭が良くなる
などなど、抽象的な理由が並べられていました。正直、これらの理由では私には弱かったのです。むしろ弱いどころか、全く伝わってきませんでした。
まして、私はマンガが大好きだったので、マンガの方が本なんかよりもおもしろく、圧倒的に役に立つという思想を持っていたので尚更、本を読むという行為を行うことはほとんどありませんでした。
「本を読む」意味・理由
そんな私が30才間近になって、ついに本を読むようになりました。
それまでほとんど本を読まなかったのになぜか?答えは簡単
「人生に行き詰ってしまった」からです
残念ながらこの問題はいまだに解決できていないんですが(笑)このような問題が出てきたときに、解決するために自然と起こしたことが本を読むという行動だったのです!
つまり、自分に困った出来事が起こったときに、助けを求めて「本を読む」という行動にたどり着いたのです。
そうです。つまり本を読む意味・理由というのは
「自分が困ったときに助けてくれる」からなのです!
自分が困ったときに助けてくれる最強の助っ人「本」
自分が困ったときは何かに助けを求めると思います。友人、親、先生、同僚、恋人などの人に助けを求める場合もあればネット、テレビ、本などのものに助けを求めることもあると思います。
そんな自分を助けてくれる助っ人の中でも
最強の助っ人が「本」なのです!
なぜなら、他の助っ人は基本的に時間や場所などにものすごく縛られます。自分が助けて欲しいタイミングでも向こうの都合が悪ければ、助けてもらうことは不可能です。
それに対して「本」は時間や場所の縛りがありません。自分を助けてくれる本を手に入れさえ出来れば、いつでもどこでも読んで助けてもらうことができるのです。
「本」を読む意味・理由
本を読むということの意味・理由は
「自分が困ったときに助けてくれる」
に尽きると思います。
この理由だと、困ったことや悩みがないときは本を読まなくてもいいのか?と言われそうですが、私は読まなくても良いと思います。
おもしろい・役に立つと思えないような本を、周りが読みなさいと言うから読むという行為にはほとんど意味がないです。
なので、本を読まないことで悩んでいる方は心配ありません。必要なときが来たら、きっと自然に書店やアマゾンに足を運ぶはずです。
というわけで私もこれから「人生を幸せに生きる」ための本を探し続けます。
まこちゃんおすすめおもしろい本
ここでは、最近読書に目覚めた私が読んだ本の中で特に心に刺さった2冊を紹介しておきます。具体的なおすすめポイントについては後日それぞれ書評の記事を書くつもりですのでしばらくお待ち下さい。